この16800は1680の後継モデルとして1980年代に生産されていたモデルなのですが、早期に168000へと変化した短命なモデルです。
ちなみに、16800の初期モデルは「フチなし」となっているため、5513と同様に「フチなし」と「フチあり」が存在しますが、168000に「フチなし」は存在しません。
また、168000も早期に16610にバトンタッチされていたため、16800と168000はいずれも生産期間が短く、そいうった点は他の80年代ヴィンテージとも共通しています。
80年代ヴィンテージという存在は、見た目が5桁モデルに近く、これまで評価されない傾向がありましたが、近頃はGMTマスター2の16760やエクスプローラー2の16550などが評価されるようになっています。
しかし、それら80年代ヴィンテージが評価される一方、サブマリーナデイトの価格序列は2016年と変わりません。
2016年当時と比較すると大きく値上がりしているものの、他の80年代ヴィンテージのように大きく評価されるようになったというわけではないのです。
よって、今後この16800など80年代サブマリーナデイトの評価がどのような様子となるか興味深いと感じます。
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