近頃、いくつかのパネライが2016年の水準よりも安くなっている様子がありますが、そういった傾向があるのは2000年代中盤以降においても現行だったオーソドックスな存在です。
その一方で、2000年代前半までに生産終了となっているモデルは評価されているモノが多く、このPAM00127もそれらと同じ傾向があるといえます。
このPAM00127という存在は、2002年から2003年までラインナップされていましたが、限定モデルという扱いでした。
当時のパネライには、この127番と同じように生産が2年間というモデルがいくつかありましたが、その多くは通常モデルという扱いです。
この127番は、当時としてはかなり特殊なキャラクターだったため、限定モデルとしたということは自然だと思うのですが、47mmというモデルが普通にラインナップされている今においてはそれほど特殊だとは感じません。
しかし、それでもこの127番はしっかりと評価されているため、やはり2000年代前半までのパネライの強さを感じます。
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