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今また久々に売られている、アクアノート 5064A

5064Aは、見かけることが少ないレアモノとなっただけでなく、2005年以降、登場するごとに価格帯が変化する傾向があると感じます。

実際、2005年3月に約38万円だったのが、2015年8月には約89万円。そして、2018年6月には、約132万円となっており、今では約203万円にまで変化しているのです。

アクアノートといえば、最近5065/1A5167/1Aなどが派手な値動きをしている傾向がありますが、クォーツモデルの5064Aもそれらに負けないほどの値動きとなっているのです。

クォーツの5064Aは、同世代のアクアノートと比較して安いという傾向があるものの、その安さやクォーツというキャラクターにより、「安いけど買ってよいのだろうか」と躊躇するような存在かといえます。

けれども、これまでの事例を見る限り5064Aは、なかなかな値動きをしているため、買って良かったといえる存在だったといえます。

希少性といい、クォーツという意外性といい、世界の時計ファンには、ある意味たまらない5064A。コレクター目線では、積極的に入手したい1本だと思われるのかもしれません。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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