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2019年7月31日更新

2019年の様子、メカニカルフリーガークロノグラフIW370607

この記事の個体はABランク以上ですが、ブレスレットがやや短めとのこと。

ですから、ブレスレットの長さが通常の個体を例とするならば、その水準は34.8万円となり2018年と比べて3万円程度の値上がり状態となります。

ブレスレットの短い個体でも、2018年4月と比べて若干の値上がりとなっているとや、その次に安い個体が34.8万円ということから、このIW370607は、2019年現在でも値上がり傾向といえるのではないでしょうか。

このIW370607というモデルは、2001年頃現行だったモデルですが、人気の高いモデルという印象で、当時の新品実勢価格はサブマリーナノンデイトの14060Mと同様でした。

値上がり傾向といっても、現在の価格帯は14060M半額以下という状態。ですから、このIW370607という存在は、やはり全体的に高いという印象の今においても、過去価格とほぼ変わっていないため、値上がりした時計を買うのがいやだと感じる方にとっては、かなり狙い目だと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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