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値上がり状態だといえる様子、ヨットマスター2 116688

なぜ、値上がりといえるかというと、それには2つの理由があります。

1つ目は、昨年の2番目に安い個体以上に「高い」という点です。ボトム価格より高いだけでなく、2番目の個体を対象としても上昇傾向であるため、2018年11月より高いといえます。

2つ目は、現在のボトム価格である約392万円という水準が、2018年4月のボトム価格、378万円よりも高い点です。

なお、2018年4月時点での消費税率は8%ですが、その価格を消費税10%にする385万円となります。よって消費税率の変更を考慮しても現在水準は10万円以上の上昇であるといえるのです。

以上2つの理由によって、この116688は現在、分かりやすく「値上がり」傾向ということがいえるわけです。

さて、ヨットマスター2といえば、YGとWGの価格差が激しいという傾向がありますが、この116688が上昇傾向となった今、WGの116689はどういった水準となっているのでしょう。

その答えは、約307万円となるわけで、現在YGとWGでは約85万円ほどの価格差があることになります。

なお、2018年11月時点では、両者の価格差は約32万円だったため、YGが目立って高くなったといえるかと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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