その1つが、この60万円台が、168622にとって過去最高値に匹敵する中古水準ということ。
この腕時計は、50万円台後半という水準でも過去最高値と感じるほど高かったわけですが、今回60万円台になったわけで、「次のステップ」に進んだといった感覚があり、感慨深く感じます。
そして、2つ目がプラチナベゼルの高級モデルという観点では、60万円台という水準に対して、お得感を感じるということです。
過去最高値水準という評価の一方で、この168622は、同世代の他モデルと比べると価格序列的には安いという側面があるのです。
実際、アベノミクス以前まで168622は、サブマリーナやGMTマスター2のコンビモデルと同じか、それらよりやや高いといった価格帯に位置していました。
しかし、今の水準では、それらコンビとは随分な価格差があるのはもちろん、同じ世代のスポーツモデルの価格序列において、2番めに安いといった価格帯に位置するわけです。
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