腕時計投資新聞

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2016年6月8日更新

新型116500LNが出て2ヶ月、旧デイトナ(116520)相場はどうなったか?

ということで、旧型となった116520の価格を追って2ヶ月目。

116520に関して追っているのは白文字盤のほう。

16520含めたデイトナの中でステンレスモデルとして最も安いのがこの116520の白文字盤。

2000年以降の最も安い時では70万円台という価格だった116520ですが、2013年頃から値上がりして新型デイトナの発表時の中古安値は約105万円。

その105万円が約5万円の値上がりとなっているではありませんか!

とはいえ、この5万円という差は

  • 夏にかけての値上がり
  • 普通の相場変動
  • ということもできてしまうほどの差にしかすぎません。

    通常、生産中止による値上がりはもっと分かりやすいぐらいドーンと値上がってくれるのです。

    ですので、116520の値上がりはまだの模様。

    というのも、116520はあくまで“旧型”となっただけで、まだ生産中止になったかどうかが謎だからです。

    多分生産中止だとは思いますが、完全に流通がなくなり、新品価格があがり、その後やっと中古価格も上がるのです。

    デイトナ(116520)の場合、ノーチラスなどと比べると生産数が多いため、中古相場が高くなるにはブランクがあるのだと思います。

    ということで、デイトナ、発表から2ヶ月目の2016年6月は、まだまだ値上がりしていません

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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