この動きは、116710BLNRに対して4ヶ月ほどの遅れだといえるわけですが、これは下落のタイミングにもいえるかと思います。
なぜなら、116710BLNRの値下がりが確認できたのが2019年7月だったのに対し、16520は11月。つまり、下落についても4ヶ月の時間差があるのです。
これはかなり興味深い現象だといえるわけで、今後の動きもまた、“116710BLNRが4ヶ月前に見せた値動き”と同じようなこととなるのかどうかが、気になるところだといえます。
16520はこれまで、最も先に値動きするイメージがありましたが、今や遅れて値動きするというキャラクターとなっているのが意外だといえます。それでも、値動きがBLNRの4ヶ月後という特徴を感じさせてくれるのが、さすが「腕時計の王様」の濃ゆいキャラクター性だといえるでしょう。
また、需要もそれなりにあると感じるのですが、なぜかというと、記事準備中に対象としていた個体が売り切れとなったからですが、そういった現象は需要が比較的高いモデルに起こるという筆者の肌感覚があります。
さらに、過去価格一覧を見ても16520は2月末に多くが売り切れとなっている様子があるため、やはり需要があるのだと思うところです。
ちなみに、現在水準の約243万円は2018年12月より約17万円高く、2019年5月より32万円ほど安いといえます。
|