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約40万円の下落だが、エクスプローラーブラックアウト14270

40万円の下落というとインパクトがありますが、それ以前のブラックアウト水準を考慮すると、現在水準でもかなり優秀といえます。

ブラックアウトが「高い」ということは20年前から変わりありませんが、2019年に一気に評価されたというのが面白いところ。そして、それから1年後でも200万円以上という水準をキープしているように、2019年水準は一時的な評価だったとはいえないのです。

なお、ここ数年のブラックアウトの相場変遷は以下のようになります。

  • 2012年 2月:648,000円
  • 2016年12月:969,840円
  • 2018年 2月:1,119,000円
  • 2019年 3月:2,484,000円
  • 2020年 3月:2,080,000円
  • ですから、現在水準は40万円程度の下落ながら、これまでのブラックアウトの価格変遷を考慮すると、「目立った下落」というよりは、「ピークから落ち着いた」といった表現のほうが合うと感じます。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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