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拍子抜けしてしまう様子、ルミノールマリーナPAM00061

なぜなら、この61番は1年で8万円程度の値下がりとなっているからなのですが、値下がり額よりも約40万円という現在水準のほうがインパクトが強いと感じます。

この時計は、2016年7月に約46万円、2019年3月に約48万円という水準だったため、今の水準は2016年7月より安いのです。

ちなみに、アベノミクス以前はどういった水準だったかというと、2012年5月が約36万円という水準でした。

ですから、現在水準は多くの腕時計が安かった2012年水準と比較しても4万円ほどの差しかないわけで、2009年頃からの61番水準を見ると目立って安くなったと感じるわけです。

なお、現在PAM00001はどういった様子かというと約43万円。少なくともこの4年ほど、61番は1番より高かったのですが、今や1番より安いという状態となっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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