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1年前と大きく変わらない、シードゥエラー16600

2019年10月には消費増税がありましたが、2019年3月水準を消費税10%に換算すると、2019年3月当時でも80万円を超えてしまいます。そのため、今の約82万円という状況は「80万円台になった」と驚くようなものではないといえるのです。

さて、シードゥエラーといえば、ディープシーという存在が、今の時代の人気モデルですが、そのディープシーも特に目立った値動きとなっている印象がありません。

シードゥエラーは、その突き詰めたプロフェッショナルさが人気要素だといえますが、かつてほどの評価となっていないのが不思議です。

とはいえ、今後もこういった状況が続くとは限らないでしょう。

また、ディープシーが主流派となった今、5桁世代のシードゥエラーは、どことなくクラシカルな印象になっており、それは現行赤シードと比べてもそう感じるといえます。

そのため、16600はそろそろヤングクラシックといえるかと思うのですが、それでもあまり目立った評価となっていないため、検討する価値のある1本だといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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