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回復傾向から一転下落へ、サブマリーナ116610LV

2020年2月時点では、2019年9月に対して約7万円の上昇というように回復傾向になっていたのが、ここに来て再度下落。2月に回復した分が今回の下落でもとに戻ったどころか、2月以前の水準と比べても更に安いといったところです。

116610LVは、2020年2月に約151万円という水準でしたが、今では約135万円。実に2ヶ月で16万円ほどの値下がりとなっています。

現在水準は、2019年夏以降の水準としては最も安く、値下がりトレンド後の最安値更新といったところです。

ちなみに、どの時期と同じかというと、2019年1月から3月の間と同程度。2019年上半期の『目立って上昇を感じた』初期の時期に近い水準だといえます。

ちなみに、この記事の個体の次に安い個体はどういった水準かというと、約140万円。そして、その次が約141万円の個体が3つ(いずれも別店舗)といったところなので、2番目に安い個体を対象としても、2020年2月水準と比較して10万円程度の値下がり状態ということになります。

116610LVは2019年上半期にそれまで以上に目立って上昇し、2019年夏頃から一転下落傾向となりましたが、2020年になると回復傾向が見られました。

しかし、4月の今、その相場は再び下落傾向となっており、相場は再度安くなっている状況であるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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