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2020年5月13日更新

下落幅が小さいと感じる、デイトナ116506

116506は、2017年12月の段階で約660万円という水準でしたが2019年1月には約767万円に達していました。

しかし、同年8月には約32万円の下落となり、その水準は735万円となっています。

ただ、2020年2月にはそこから回復。54万円ほどの値上がりとなり、約789万円という水準に達したのですが、これが今まで記事でお伝えした116506としては最高値であります。

そしてそれから3ヶ月後の今、新型コロナによる影響により116506は再び下落。現在水準は765万円となっているのです。

これは、2019年1月とほぼ同じ水準だといえますが、それより驚くのは2019年8月水準よりも高いという点です。

新型コロナの影響によって値下がりした人気モデルの多くは、2019年夏にも値下がりしていましたが、今回の下落によって2018年中旬並まで下落したモデルが多いように感じます。

それに対して、1165062019年1月並となっているため、下落幅が小さいと感じるわけです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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