確かにこの裏蓋を開いた先にある、“裏スケルトン”というのがなんとも乙です。裏蓋が透明でムーブメントを眺めることのできる“裏スケルトン”はパシャ38mmやパネライルミノールベースなど結構いろいろな時計に採用されていますが、“あえて裏蓋⇒その先にある裏スケルトン”というのはこの時計ぐらいではないでしょうか。この裏蓋、懐中時計をも連想させます。時計好きとしてはたまらないデザインでしょう。
そんな5054、2011年になんと約180万円で販売されていました。とはいっても180万円というとほぼ同じ機能の5055の中古価格よりは高い値段。
やはり5054の相場は高めなのです。
そして、現在の最安値は上記の268万円。ちなみにヤフオクの最安値が400万円台なので、渋谷の楠本さん、さすが毎度定評の良心的な価格です。
268万円というと高く感じますが、アクアノートの5167/1A(ラージ、ステンレスブレスレット)の中古価格が240万円ぐらいですから、それと比べると「安い」です。
ただし、この価格帯になると買える人は限られるので、116520のデイトナなどよりはるかに流通の循環が起こりにくいでしょう。
とはいっても、先日の記事に登場した5055よりも安いです。
5055より人気のある5054、けっこう買いどきかもしれませんね。
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