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80万円台という時代になった、サブマリーナ16610

16610はそれなりに前から、同世代のSSスポーツモデルの中で相対的に高い状態でしたが、値動き的にはそれほど派手とはいえず、この1年における変動額は5万円程度であります。

また、ヨットマスター16622も値動きしていないというわけではなく、現在水準の80万円台は中古相場としては過去最高値に匹敵するほどの水準であるのです。

ですから、1661016622の両者は、いずれも派手な変動となっていないにも関わらず、気づいたら同じような水準となっているのが興味深いといえます。

なお、この16610約82万円という中古ボトム価格は、筆者が調べた限りですが、過去最高値更新です。

2000年頃の様子を見ると「びっくりする価格帯」といえるのですが、この1年の変動額が5万円程度であるため、値動き変遷を深追いしないとこの「凄さ」が分かりづらいといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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