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2020年12月4日更新

魅力的な価格に思える、コンプリケーション5054P

この5054Pを前回取り上げたのは、2019年7月ですが、その時と比べてやや値上がりしている様子はあります。

しかしながら、その値動きはノーチラスアクアノートと比較すると「微々たる」という印象にすらなるわけで、かつて『憧れのプラチナコンプリケーション』だったという文脈を意識すると、魅力的な価格に思えてしまいます。

なお、この5054P、2001年2月の新品実勢価格は約268万円。それに対して、アクアノート5065/1A約92万円ノーチラス3710/1A約83万円3800/1A約75万円だったのです。

それが今や、3700/1A700万円以上3800/1A390万円台5065/1A360万円台という中古水準であるわけですから、5054P330万円台という水準は「お得」と感じるわけです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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