116520は、2000年のデビュー以来「腕時計の王様」といった感覚で、常に定価よりも高い価格帯で売られているという印象があったといえます。
リーマンショック後の2010年頃には、新品実勢価格が定価よりも安いということになったものの、それは例外ともいえるぐらい稀なことで、その他の期間は、おおよそ定価よりも高い相場だったわけです。
そのため、なんだか派手な値動きをしそうという印象があるわけですが、意外とそんなことはなく、特に2018年⇒2020年という期間ではあまり変わっていないという様子だったのです。
特にそうだったのが、この白文字盤であるわけですが、2020年12月時点では、2018年水準と比べて11万円の上昇といった様子でした。
この期間では、派手に値上がりしたモデルが多々あるだけに、11万円の上昇という変動だった116520は、人気モデルとしては値動きしていないほうだったといえます。
そして、そのような様子に対して「検討する面白さがあるかも」と書いたわけですが、それから2ヶ月後の今、16万円高という水準に到達。黒文字盤と同じように200万円以上という水準になったのです。
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