この5711/1R-001の2月初旬時点の値動きは、K18上昇トレンドに影響を受けたものだったと考えることができますが、今回の値動きは、5711/1A-010を始めとする現行3針ノーチラスの「生産終了」という噂に伴う動きだといえるでしょう。
ただ、興味深いのは、5711/1A-010の近頃の様子です。5711/1A-010は、2月末時点では1400万円台に達していたものの、現在では約1000万円というボトム価格となっている状況。その次に安い個体を例としても約1100万円であるわけです。もちろん、その価格帯を例としても、凄いに越したことはありませんが、一旦上昇したのが「落ち着いた」という様子があります。
ステンレスがそのような状況となっている中、このローズゴールドはそれを無視するかのように派手に上昇したわけですから、やはりK18の勢いは凄いとも感じます。
そして、これまでの5711/1R-001の主だった水準を振り返ってみると以下のようになります。
2016年の約515万円という水準の段階で、決して安いとは感じなかったこの5711/1R-001ですが、それから見事に値上がりした結果、今や2016年水準の3倍以上となっているわけです。
|