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200万円以上という水準になった、ヨットマスター2 116680

この200万円以上という中古ボトム価格は、これまでみた116680の中古水準としては最も高いといえるわけで、まさに過去最高値更新といった状況。

しかし、その一方、このような相場にまで上昇したものの、デイトナ116520と比べると「依然として安い」という序列には変わりません。

現在、116520のボトム価格は240万円台となっているわけで、この116680よりも40万円程度高い価格帯に位置しているのです。

とはいえ、この116680を「Dブルー文字盤」と比較すると、かなり優秀という見方もできます。

2017年頃まで、ともに「現行SSで最も高い」という水準に位置したこれら2本ですが、Dブルー文字盤(116660)の現在水準は約157万円。先日の記事でもお伝えしたように、同じ世代のシードゥエラー116600よりも安いわけです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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