近頃、目立って値動きする人気モデルが多い印象ですが、そういったモデルにあったのが「生産終了」という要素でした。
とはいえ、生産終了が噂されたデイトナは、結局のところ生産終了にならなかたわけですが、それでも値動きしているわけで、こういったことはあまり関係なかったともいえます。
実際、この5164Aにもそういった要素がないわけで、現在の値動きは「他の人気モデル同様の派手な動き」というほかありません。
なお、この5164Aで興味深いのは、他の人気アクアノートと比べた場合の価格帯です。
この5164A、実は現在、青文字盤WGの5168G-001よりも高い水準となっているのです。
現在5168G-001は約836万円というボトム価格である一方で、この5164Aは約877万円。ですから、WGよりもSSのほうが高いという状況となっています。
5168G-001は、日本限定の5066A-010以来の「青文字盤」であるわけで、初の通常ラインナップとしての青文字盤でもあります。
ですから、特別なアクアノートという印象が強いわけですが、5164Aよりも新しいモデルということもあって、これまでは「5168G-001のほうが高い」という印象がありました。
実際、2018年における両者の水準を見ると、5168G-001が約545万円であるのに対し、5164A-001は約410万円。やはりWG青文字盤のほうが高かったのです。
それが今や、この5164A-001のほうが高い状態であるわけですから、ものすごく勢いがある状態だと感じます。
なお、前回お伝えした3月水準の段階で、5164A-001は「2019年上半期超え」となっていたわけですが、現在水準はそれよりも約87万円高ということで、過去最高値更新といって差し支えない状態だといえます。
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