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2021年5月23日更新

227万円もの値上がり、デイトナ116508緑文字盤

この緑文字盤は、「スター的存在感」となっているモデルの1つだといえますが、これまでも「抜きん出て高い」という感覚がありました。

2017年3月の新品実勢価格は約316万円(安い順の3社平均値)だったわけですが、2020年3月の中古ボトム価格は503万円に到達。

2020年3月のYGデイトナ相場といえば、「高くなった」と感じられた116528でも300万円台だったわけですから、世代が1つ新しいとはいえ、緑文字盤の116508には「割高」という印象があったといえます。

しかし、そういった「割高感」があるモデルの多くが、その後さらに上昇という現象になるのは珍しくありません。

実際、この116508緑文字盤もまさにそのとおりの値動きとなっているわけで、今や800万円以上という状況になってしまっているわけです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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