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思ったほど変わっていないダークロジウム文字盤、オイスターパーペチュアル114300

114200のオリーブグリーン文字盤は、2020年11月⇒2021年8月で約16万円の上昇となっているわけですから、2020年9月⇒2021年9月の1年で6万円ほどの上昇にとどまるダークロジウム文字盤は、やはり「思ったほど変わっていない」という感想になります。

また、このダークロジウム文字盤文字盤は、以前まで114300の中で抜きん出て高いというポジションに位置したわけですが、現在の様子では、他の文字盤よりも安いという状況。この記事の個体は、114300全体でのボトム価格となっているのです。

そういった意味では、現在のダークロジウム文字盤の様子は「変わった」となるわけですが、なぜこのダークロジウム文字盤が相対的に高くないという状況に変化したのでしょうか。

筆者としては、114300114200など、2015年世代のオイスターパーペチュアルが全体的に評価された結果、ダークロジウム文字盤だけが特に評価されるということがなくなったのではないかと思っています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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