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デビュー年の新品実勢価格超え、シードゥエラー126600

この126600は、デビュー年の新品実勢価格が約164万円(2017年11月)でしたが、その後の中古ボトム価格がそれを抜かすという状況には至っていませんでした。

中古水準として、これまで最も高かったといえるのが、2018年8月の約161万円。それ以降は、150万円台に下落し、最も安価だった2020年4月には130万円台となっていたのです。

ただ、今年10月になると、126600160万円台に上昇。2018年8月以来の160万円台だったといえます。

そして、それから2ヶ月後の今、この126600は、約168万円という状況。これは、160万円台という範囲内に収まるものの、2017年11月の新品実勢価格を上回っているのです。

これまで126600を追ってきましたが、「かつての新品実勢価格よりも、後の中古が高い」となるのは初めてのことであります。

なお、この126600、この記事の個体以外は、すでに170万円台となっているため、やはり勢いが感じられる状況だといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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