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3ヶ月で23万円の上昇、GMTマスター16700青赤ベゼル

昨年11月時点では、“5ヶ月で約13万円の上昇”という値動きでしたが、それから現在までにかけては、“3ヶ月で23万円の上昇”に変化。より短期間で大きな値動きをしたといえます。

この16700(青赤ベゼル)は、昨年6月時点で110万円台、11月時点で120万円台という水準でしたが、今ではなんと150万円台に到達。

2016年頃までは、60万円台でも『割高感』があったといえる16700ですが、今やその90万円高という状況となっているのです。

16700は、現行時代、当時のスポーツモデルとしては、最も不人気といったキャラクターだったわけで、その新品実勢価格も30万円台前半。それが、2007年に16710が生産終了となると、16700含めた『青赤ベゼル』は上昇。そして、2015年前後には60万円台となっていたわけです。

かつての新品実勢価格を考慮すると、60万円台という水準は「かなり高い」という感覚だったわけですが、もはや150万円台となった今、60万円台「安い」という感覚に変化しているのではないでしょうか。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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