“3ヶ月で784万円もの上昇”から、今度は“2ヶ月で556万円の下落”となっているわけですから、これはジェットコースターもびっくりな乱高下だといえます。
本体価格が1000万円超えや、2000万円近くという単位になった現在において、乱高下すると500万円といった単位の下落や上昇が起こりうるわけです。
先にも述べたように、この5167R-001は2016年頃の段階からすでに乱高下気味という様子を見せることがありましたが、実際、「乱高下気味」という表現を用いた2018年10月時点の値動きは“7ヶ月で21万円程の下落”でした。
当時の5167R-001水準は380万円台⇒350万円台といった変化だったわけですが、今とはだいぶ桁が異なるため、値動き幅も数十万円単位に収まっていたわけです。
2018年当時の印象として、380万円台⇒350万円台という値動きは、『400万円近かったのが、300万円台中盤に下落』という感覚でしたが、現在に当てはめると『400万円近い』が『2000万円近い』、『300万円台中盤』が『1500万円台』といったところでしょう。
そういった意味で5167R-001は、1500万円台ではなく、1200万円台にまで下がったため、感覚的にも派手に下がったと感じます。
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