116509黒文字盤は、2020年夏過ぎから「目立った上昇」となった経緯があり、特に2021年からは“更にギアを上げた”かのような加速感となっていました。

2021年5月に「400万円以上になった」ということに驚いたと思ったら、その1ヶ月後の2021年6月には、約481万円に変化。その時は、「1ヶ月で63万円程の値上がり」となっていたわけです。

そして、2022年1月は670万円台にまで到達したため、2021年から2022年の年明けまで116509は、かなりな勢いがあったといえます。

けれども、2022年5月以降は、他のモデル同様下落傾向に変化。

そうして値下がりが続いた結果、現在水準は458万円となり、2021年6月水準よりも安価な状態となっているわけです。

他のモデルの場合、「2022年春よりも安価」となっていたとしても、2021年6月並といったケースはあまり見かけないため、この116509黒文字盤は、他のモデルよりも強い値下がり状態になっているといえます。

斉藤由貴生 著書のご案内

データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 333ページ
資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
もう新品は買うな！ 2016/12/17 190ページ
腕時計投資のすすめ 2015/9/3 305ページ