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1年前水準を下回る、デイトナ16520白文字盤

2022年といえば、『年始に急上昇⇒その後下落』という値動きがありましたが、“下落”といっても、本格的な値下がりではなく、急上昇した分の一部が失われるといった感覚がありました。

そのため、2022年の値下がりは、「下落」というよりも「落ち着いた」という印象になっていたわけですが、それが近頃では「はっきりとした下落」に変わってきているように思います。

実際、相場全体の様子を見ても、これまでは「ー」といった線をグラフが描いていたわけですが、今年1月中旬からは右肩下がりといった状態になっています。

また、総合分析機能を使って16520を分析してみても、『2022年⇒2023年ではっきりとした下落状態』となっているわけです。

2022年以降、「下落状態」をお伝えする場合、「数ヶ月前と比べていくらの下落」といったことが多かったわけですが、2023年になり、1年前と比べても「値下がり状態」という状態に変化しました。

相場全体が上昇傾向だったのは2022年の3月頃までですから、それから1年後の今、値下がりとなるのは当たり前といえば当たり前です。

ただそれを分かっていても、こういった16520の状態を見ると、これまで以上に「値下がり」というインパクトを強く感じられるようになったと思います。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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