ということで、機能的にはGMTマスター2のほうが優位かつ、見た目も似ているためGMTマスターを選ぶ強い理由はない模様。
しかし、単に「GMT-MASTER」とだけ書かれているこのモデル、なんとなくかっこいいと思います。
まして、1999年に製造終了となれば、ダブルロック+ルミノバの“近代的な”仕様はなおさら希少。
ということで、これ、なかなかツボ要素満載の時計だと思います。
ちなみに、相場に関してはGMTマスター2とほぼ変わらない模様です。
GMTマスターといったら青赤ベゼルが象徴的な印象で、現在高値なのも青赤ベゼル。
本来、GMTマスター2は赤黒ベゼルが専用色だったため青赤の採用は無かったのですが、その後追加されました。
よって、GMTマスターのみ赤黒ベゼルが無いというのがわかりやすい違いだと思います。
また、文字盤にダイヤがついた“SG”モデルなどもGMTマスター2に多い模様。
ダブルロック以降のGMTマスター(無印)は基本的にステンレスのみのモデルという印象です。
現在、GMTマスターといえば世界的に非常に人気のあるモデル。
初代の6542や4桁リファレンス時代のモノが高いのはもちろんのこと、最も安いモノでも50万円台後半という感じです。
そして、この無印GMTマスターはその本流であり、その最も最終に近いダブルロック+ルミノバ仕様の青赤ベゼルは、歴史を踏まえても、その希少性からもなかなかツボなモデルだと思います。
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