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考えられないぐらい強く動いた、ロードスターW62004V3

2021年以降、パシャサントスタンクなどの2000年代前半世代カルティエの「値上がり」が目立っていますが、このロードスター同じような動きになっているといえます。

パシャサントスタンクはロングセラーかつ、現在もラインナップされているわけですが、このロードスターは2002年から2012年頃まで、約10年間存在していたシリーズ。

ですから、ロードスターの知名度はサントス等と比較すると弱いといえるわけですが、それでもこのような値動きを見せため、近ごろのカルティエ中古相場の強さが凄いと感じます。

なお、ロードスターは「ベルト脱着機能」が売りであるわけですが、付属品が揃っている個体のほうが高い傾向があります。

今回の比較では、2016年、2023年の個体ともに「替えストラップが付属していない」という条件。それでも11万円の値上がりをしているわけですから、ロードスター相場は以前からすると、考えられないぐらい強く動いたという感想になります。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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