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生産終了後に大きく上昇、デイトナ116508緑文字盤

去年の12月水準に対して300万円規模の値上がり状態となっている116508緑文字盤ですが、2022年5月のピーク水準には達していないといえます。

ただ、現在の“2番目に安価な個体”は1480万円となっているため、2022年5月のピーク水準に近いとも感じられる様子だといえます。

先日お伝えしたミルガウス白文字盤の場合、生産終了発覚後の上昇規模が「10万円程度」と、ピーク水準には全く近づいていないという様子である一方、このデイトナ緑文字盤については、ピーク時に近い感覚となっている違いがあるわけです。

また、他の生産終了後に「ガバッと上昇」という事例では、デイトナのメテオライト文字盤(2021年登場版)があります。

緑文字盤とメテオライト、今回、生産終了効果によって大きな上昇となったモデルは、特別感が強いという傾向があるように思います。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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