116622プラチナ文字盤は、2017年頃廃止になったものの、特に相場が上がることがありませんでした。
2019年頃までの116622は、現在と同様『青<プラチナ』といった序列だったのですが、2019年6月に『青のほうがプラチナよりも高い』という状態になっていたのです。
これは、腕時計全体における青文字盤人気に影響されたことだと思いますが、それまで116622で最も安価という序列だった青文字盤が高くなったことにより、唯一生産終了状態であるプラチナ文字盤が、なぜか116622で最安値という座に位置するようになったわけです。
そんな116622プラチナ文字盤ですが、つい最近まで「最も安価な116622」というポジションは変わらず。
先月頃までプラチナ文字盤のボトム価格は、130万円台や140万円台といった状態となっており、昨年12月水準を下回っていたのです。
それが、6月になるとプラチナ文字盤は上昇。現在相場は、約166万円となっており、昨年12月水準に対して約12万円高という様子を見せています。
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