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2023年6月17日更新

異なる性質の「値下がり」、デイトナ16520(P番)白文字盤

近頃は、「値下がり」といっても2022年春の急上昇からの下落、という傾向がありますが、この16520 P番は、それとは異なる性質の「値下がり」だといえます。

というのも、2021年1月水準よりも安価となっているからです。

この時期と比較して下落しているというのは、「2022年春の急上昇後に下落」とは異なるわけで、純粋に「下がっている」という印象になります。

実際、現在の16520水準(16520全体のボトム価格)は336万円となっているわけですが、これは2021年8月の約322万円よりも高いわけです。

ですから、2021年1月水準よりも安価というP番は、分かりやすく下落しているわけで、以前の「P番は高い」という感覚は薄れつつあるのでは、と感じます。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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