さて、この116523の約87%という残価率は「どう」なのか。同じ世代のSSモデルである、116520(黒文字盤)の場合、同じ期間の残価率は約92%(変動額は約23万円のマイナス)となっています。
ですから、116520よりも116523のほうが下落率が高いわけで、お得感がある状態となっているといえます。
また、近頃16520では「黒文字盤が下落、白文字盤は上昇」といった現象が起こっているわけですが、116520でも白文字盤のほうが高値という傾向があります。
にもかかわらず、116523の場合白文字盤が安値という状態。
そういったことも含め、なにかと116523にはお得感があるわけですが、さらにもう1ついえることがあります。
それは、2017年頃まで、116523は116520とほぼ同じ相場だったという点です。
この116523白文字盤は、2017年4月時点で約120万円といった水準だったのですが、当時の116520も同じような水準だったわけです。
一方、現在では116520よりも116523のほうが安価。ですから、現在116523にはいくつものお得要素があるといえるのです。
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