サブマリーナが全体的に高くなったのは2013年のことですが、このノンデイト14060が今のような相場になったのは2015年冬以降なのです。
2014年というとパテックフィリップを中心に非常に相場が高い水準だった時期ですが、その頃この時計は40万円ぐらいという相場。
つまり、安いときと比較して値上がりした額が10万円程度だったのです。
値上がり額が10万円程度のスポロレというと、今の水準ではミルガウスぐらいであり、かなりお買い得な水準です。
なおこの時計、何かと使い勝手が良く、普段使いの1本としても非常に重宝しそうです。
6桁リファレンスとくらべてかなり軽い5桁リファレンス。
ブレスレットの品質が良くなったといわれる6桁ですが、そのブレスレット故にかなり重くなってしまいました。
それに対して、5桁時代の14060は300m防水といういかにも重量級な性能を有していると思いきや意外に軽いので、1日中付けていても違和感なく過ごせることだと思います。
ということで、見た目も使い勝手も良い14060は所有満足感が高いのは間違いないのはもちろんのこと、“使える”という意味でも他のモデルと比較しても魅力的な1本だと思います。
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