今では、末尾が「0」のステンレス、「3」のコンビ、「5」のエバーローズゴールド、「6」のプラチナ、「8」のイエローゴールド、「9」のホワイトゴールドと多くの素材がラインナップされているデイトナ。
種類が多くなったため、プラチナとホワイトゴールドの差などの区別が付きづらいですが、プラチナは飛び抜けて高い価格やアイスブルー文字盤の設定によりホワイトゴールドとの違いが分かりやすい存在です。
しかし、イエローゴールドとエバーローズゴールドはぱっと見た感じ分かりづらく、エバーローズゴールドの存在感はプラチナなどに挟まれて、現状目立ちづらい状況。
そういう事情にも関わらず、今ほどの相場を維持する人気を誇っているのは、いかにこのモデルに対して魅力を感じる人が多いかということを象徴していると思います。
エバーローズゴールドのデイトナ、300万円近い額であるためそれぐらいの価格を出すならば、いっその事プラチナモデルを500万円で買ってしまおうと普通の発想ではなりそうです。
しかし、それでもイエローゴールドと比べて高価格帯を維持しているというのは、あえて「ローズゴールドが良い」という人が一定数いるということ。
そしてきっと、そういうコレクターの方は、プラチナとエバーローズゴールドを両方共所有しているのだと思います。
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