腕時計投資新聞

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2017年9月19日更新

相場は若干回復傾向、ブルガリスクーバクロノ

例えば、2001年頃に人気のあったオメガを今買おうと思ったら、このスクーバと同じく15万円という額ということに気づきます。

2001年に40万円以上で売られていた時計と10万円台で売られていた時計が同じ中古価格で売られているのです。

オメガは確かに良い時計ですし、現在の15万円という価格は適正価格だと感じるため、なんら不思議な相場ではありません。

しかし、40万円以上したスクーバとかつて15万円程度だったオメガが、同じ中古価格というのは不自然なようにも感じます。

ではその不自然さの原因は何かというと、スクーバがかなり安いということになるわけです。

よって、10万円台で気軽に買う時計としては「かつて高かったモノを安く買える」ということであり、品質等の観点からもかなりお得な選択肢だといえるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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