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値動きが激しいPAM00112の現状、オフィチーネパネライルミノールベース

ルミノールベースにはいくつかのモデルがありますが、PAM00112は特に相場が動きやすいという印象です。

興味深いのは2013年以降、30万円台後半と45万円程度という相場を繰り返している点です。

腕時計相場全体が高くなりつつあるというときにPAM0011245万円程度になる傾向があるのですが、最近特にロレックスが値上がりしているためその傾向は今までの事例と同様といえるでしょう。

そして、2016年8月頃から11月頃までロレックスが一時的に安くなったため、PAM0011230万円台後半だったというのも自然な現象なのです。

とはいえ、現在は数多くのロレックスが過去最高値状態であるため、それを考慮するとPAM00112も50万円近くなって不思議ではないと感じます。

実際、先日まで40万円台後半だったPAM00002については現在40万円台で買える個体は無く、50万円台半ばという相場まで上昇しています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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