3998は2011年の段階で70万円台という相場でしたが、昨年2016年の段階で128万円という水準になっています。
ですから、2011年との比較で50万円以上の値上がり額という優秀なモデルなのです。
一方3796は2010年と2017年の比較では約10万円の値上がりに留まっています。
3998というモデルは、一見すると人気モデルには見えない見た目ですが、実はすごいモデルなのです。
その理由こそ、「パテックフィリップといえばカラトラバ」というイメージだった時代の「良きカラトラバ」として3998が評価されているからだと思います。
また、3998はケースサイズが33.5mmと極端に小さいわけでもなく、90年代のドレスモデルとしては標準的なサイズが採用されています。
よって、
- 良き時代のモデル
- レアな自動巻
- 程よい実用性
という点から3998は近年評価されているのです。
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