5711/1Aはとても人気のあるモデルで、最近飛ぶ鳥を落とす勢いで値上がりしています。
人気度、知名度、値上がりの様子など、その勢いは『腕時計の王様』と称されるステンレスのデイトナを上回るほど。
ですから、3針の5711/1Aがコンプリケーションより高い相場となっても不思議ではありません。
しかし、パテックフィリップにおいて「コンプリケーション」という存在は3針より高いのが常で、そのブランド力は圧倒的なモノがあるのです。
その結果、ノーチラス5712は短期間で値上がり状態となり、2016年5月から1年半ほどの間に約120万円も上昇。
ちなみに、今より120万円安かった2016年5月時点でも約300万円という価格。今の相場と比べると安いものの、当時の印象としては特にお得感を感じるというわけでもありませんでした。
ただ、2016年5月14日記事の最後には「高いと感じてもその時より高くなる現象が起こりうる」と記載。そしてそれから1年半経った今、この時計は随分と高くなったのです。
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