現行世代のゴールデンエリプスが海外で200万円近いというのは先の通りですが、同じく海外において5028Gは110万円程度という水準。
ですから、3738/100G-010より5028Gのほうが安いというのは世界共通な模様です。
なぜ、
という共通した要素を持ち、ケースサイズも同じである両者に価格差があるのでしょうか。
おそらく、ゴールデンエリプスにおいてサンレイ文字盤という要素が人気の要因なのかと感じます。
ノーチラスでも90年代に登場したマットタイプな黒文字盤より、艷やかな青文字盤の相場が高いように、ゴールデンエリプスも艷やかな文字盤に人気があるのでしょう。
自動巻ゴールデンエリプスは数が少なく、5028Gも1年に1度程度しか売り出されないほど数が少ないモデルです。
同じエリプスのWGと比べて安いだけでなく、自動巻パテックフィリップとしてもボトムラインに位置するこの時計。
ノーチラスに匹敵するといっても過言でない、ゴールデンエリプスの独特の世界観。それを安く手に入れる事ができるという魅力的なモデルだと思います。
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