それは、2015年8月時点で320万円という水準だったという点です。
現在の水準は、2017年6月と比較すると約48万円の値上がり状態ですが、2015年8月と比べると20万円近くの値下がり状態なのです。
ですからこの時計、2015年まで高かったのが、あるタイミングで安くなってしまったということ。
ではそれはいつなのかというと、2016年8月です。
2016年8月といえば、数多くの時計が値下がり状態なった時期。そのことは何度も記事でお伝えしていますが、このワールドタイムもそれに該当する値動きをしているのです。
2016年8月における5110Rは285万4000円という価格。
ですから、その時点で2015年から30万円以上安くなっていたということになります。
そしてこの時計は、他の時計とは異なり2017年になっても価格回復せず、2016年8月時点より値下がりしていたのです。
以上のことにより、2018年2月現在の価格は2016年以来やっと回復傾向になったということ。
とはいえ、まだ2015年時点までは戻っていないため、値上がりというには道半ばという感じだと思います。
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