ブライトリングといえばナビタイマーの印象が強いですが、ナビタイマーには無数のラインナップが存在します。
また、ロレックスの5桁と6桁の違いのように、世代によって見た目が大きく異なるということも確認しづらい傾向があります。
このA23322というモデルは2003年に登場し、2010年頃には既に生産終了となった模様。世代的にはロレックスの5桁リファレンスの後期モデルに相当するといえる存在です。
コンビと白文字盤の色合いが良く、革ベルトと相まって魅力的な印象を持ちます。
このモデルが2012年と比較して値上がり傾向となっている理由は、見た目的な魅力やコンビモデルという高級要素な点が考えられますが、2012年時点の20万円台という価格が安いというのが大きいかもしれません。
当時、ロレックスのコンビモデルでも20万円台で売られていたため「コンビが中古20万円台」というのは特に珍しいことではありません。
しかし、2018年の今、このナビタイマーがもしも20万円台だったらおそらく「安い」と感じることでしょう。
ですから、ナビタイマーが値上がりしたということは、20万円台という過去価格を見ると自然だといえます。
ベゼル部分のイエローゴールドと、白文字盤に映える針のさりげない赤、そしてそれらの色合いが、ナビタイマーの計器的役割を果たす文字盤と相まって、他の時計にはない魅力を放っていると思います。
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