ダイナミックという存在は、知名度が高いモデルというわけでもなく、特別レアという印象があるわけでもありません。
そのため、最近まで特に評価されていなかったというのは理解できるのですが、2017年以降から今にかけてじわじわと値動きしているのは、評価される状況に変化しつつあるといえるかと思います。
このダイナミックのミリタリーウォッチ的な雰囲気はとても格好良く、筆者個人的には新品時代には特に興味を持てなかったのに、近年はなぜか気になる存在になってしまっています。
ちなみに、インスタグラムを見ていても海外の方がこの時計を投稿する様子を目にし、その様子はかなり魅力的に写ります。
ですから、このダイナミックという存在は生産終了から20年近く経った今において、味わいのある時計と感じられるようになったのかもしれません。
ちなみに、2016年の時点では、ブルガリのクロノグラフとこのダイナミックを比較しましたが、2018年の今ではブルガリよりダイナミックのほうが高くなっています。
2000年頃におけるブルガリスポーツクロノの新品実勢価格は45万円だった一方、ダイナミックは定価でも10万円台でした。
それが今となっては、ダイナミックのほうが高い中古相場となっているのです。
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