現在、16519系は、通常文字盤もダイヤ文字盤の16519Gも200万円台という水準になっています。
16519は1年前まで150万円台だったのが、今では240万円台にまで上昇しているのです。
なぜ、WGの革ベルトデイトナが、このような評価となっているのかというと、それはレア要素があるからだと思います。
16520において評価される項目の一つとして「エルプリメロ」という要素がありますが、16519も同じくエルプリを搭載しています。
そして、16519が登場したのは1996年頃で、2000年には6桁世代の116519へとバトンタッチしたため、生産された期間が4年程度と短いのです。
ですから、16519はエルプリ世代のデイトナの中で最も生産年が短いリファレンスとなっており、レアな印象が強いといえます。
また、過去価格における16520との相関においても、今のような水準は自然といえます。
先のように2010年頃における16519の相場は16520より約1.12倍高いという水準でしたが、現在の16519の240万円台という数値は、16520より1.12倍程度高い水準となっているのです。
2017年7月の段階では16519は150万円台という水準でしたが、それは当時の16520は180万円台に達していたため逆転していたのです。
よって、16519系は近ごろ、目立った値上がりとなっていますが、エルプリWGというレア要素と16520との相関という理由により、自然な値動きだといえるかと思います。
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