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600万円台になった、ノーチラス5712/1A-001

これまで、「2ヶ月で20万円以上」というように目立った値動きをするのは、3針である5711/1A青文字盤で、それに合わせるように5712/1Aが値動きしていたという印象があり、5712の値動きは5711より目立つということはあまりありませんでした。

5711/1Aの値動きが停滞気味である今において、5712/1Aは2ヶ月で20万円以上という動きとなっているため、目立った値動きといえる状況であるといえます。

本来3針より高級かつ高価なモデルでありながら、これまで、3針5711/1Aより安いこともあったぐらい目立なかった5712/1Aという存在。

しかし、今となっては5711/1Aよりも目立った値動きをしており、コンプリケーションの強さを見せつけられたともいえる様子です。

デイトナの場合でも、16520が停滞気味となっていた時期において、YGなどが値動きしていたということがありましたが、目立った値動きをしていたモデルが停滞気味の場合、それより豪華なモデルが値動きするということがあるのかもしれません。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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