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第一世代のYGモデル、パテックフィリップアクアノート5066J

2017年といえば、ノーチラスの値動きが目立っていましたが、それ以外のパテックフィリップに関しては目立って値動きしているモデルは少ない印象でした。

ただ、2018年になるとアクアノートの値動きが目立ったり、カラトラバの自動巻モデルが上昇するなど、値動きするモデルが増えた傾向があります。

そして、この5066Jもそれらパテックフィリップと同様に、2018年に目立って評価されているといえます。

2017年の時点では、260万円台という水準だったこの5066Jは、2018年12月の今、320万円台という水準になっています。

ちなみに、2003年から2017年までの約13年間における値動きは150万円程度だったのですが、1年少しの間で58万円程度もの値動きをしているのです。

13年といえども150万円もの値動きは驚くといえますが、その3分の1程度が1年5ヶ月という期間で上昇していることになります。

YGアクアノートの特徴としては、一度に値動きする単位が大きいため、徐々に動くというよりは気づいたら大きく変動しているという傾向があるように思います。

そのため、今後もこのYGアクアノートの値動きは注目に値するといえるでしょう。

また、YGのブレスレットモデルはここ何年も見かけていないため、それが出た際は、どのような水準となっているのか、かなり興味深いとも思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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