ちなみにこの116519メテオライト文字盤、2016年3月はどのような水準だったかというと、なんと約184万円という水準だったのです。
2009年11月時点では148万円という水準でしたから、リーマンショック時代の「安い」相場と、アベノミクス以降の相場差が約36万円でしかなかったのです。
そのような値動きは、このメテオライト文字盤というキャラクターを考慮するとかなり評価されていなかったといえます。
実際、それは2016年3月の記事でも指摘した通りなのですが、その後116519は得に目立って評価されるということはありませんでした。
では、2016年3月の水準から、最初に10万円単位の値動きとなったのはいつだったのかというと、2017年9月のことで、その際約198万円となったのです。
2017年といえば、デイトナ16520など多くの時計が高くなった年ですが、そのような時期でも、2016年から約1年1ヶ月という期間で、この116519メテオライト文字盤は約13万円の値動きしかしていなかったのです。
ですから、この116519メテオライト文字盤が、2018年7月から2019年2月にかけての約半年間という期間で10万円以上の値動きとなっているのは、以前の動きからは考えられないぐらいの出来事だといえるかと思います。
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