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値下がり傾向、ルミノールベースPAM00114

近頃、パネライにおいて強く感じるのは、値上がりするモデルと値下がりするモデルがはっきり分かれる傾向があるという点です。

値上がりする傾向があるといえるのは、2000年代前半までに製造された比較的古く、レアな要素があるモデルであり、いずれも何かしらの強い要素があるといえます。

その一方で評価されてない傾向があるのは、2000年代中盤以降のオーソドックスなモデルだといえます。

ちなみに、2000年代前半から存在するモデルでも、2000年代後半まで生産され続けたモデルは、評価されない傾向があるといえます。

このPAM00114というモデルは、PreA(97年)から存在するPAM000010を裏スケ化した後継モデルですから、評価されても良さそうだと感じます。

しかしこの114番は2002年にデビューして以降、2010年代までラインナップされていたため、レアモデルという要素がなく、このような評価となっているのでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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