近頃、パネライにおいては、値下がりするモデルが目立っているという印象ですが、特にこの177番のような年式のモデルはそれに該当する傾向があるといえます。
値上がり傾向なパネライは、2000年前半までのレアモデルという傾向がある一方で、2000年代中盤以降に登場したモデルは評価されていないモデルが多いといえます。
この177番は、
ということで、値上がりするパネライの傾向には全く当てはまりませんが、2年で10万円近い値上がりとなっているのです。
ちなみに、2017年3月時点では、PAM00061の「タバコ文字盤」が評価されていた様子がありますが、現在では61番よりこの177番のほうが高い水準です。
PAM00177は、インタビュー記事に登場していただいた赤井英和さんも愛用しているのですが、普段から着用されているため、傷が多々ついています。
ただ、その傷の感じがパネライのゴツさとよくマッチしており、非常に格好良く感じます。
61番を所有していた筆者ですが、177番を手にとった際、その軽さに驚きました。
177番は、その見た目からは考えられないぐらい軽く着けやすく、普段遣いの1本としてもなかなか重宝すると思います。
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