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2019年の値動きは2018年以上と感じる、デイトナ16520黒文字盤

16520は、リーマンショック後において、白文字盤が70万円台、黒文字盤が80万円台という水準となっていました。

筆者は、2010年頃、デイトナ16520黒文字盤を88万円で買おうか、迷った記憶があります。

アベノミクス以降、デイトナ16520120万円程度となったわけですが、2015年時点でも、アベノミクス以前と比較して約28万円の値動きにとどまっていました。

そのような様子は、「16520黒文字盤」という腕時計の王様的キャラクターからすると“弱い”値動きだと感じられたため、2015年時点でも記事で指摘していました。

そんな16520は、2016年の年末からやっと派手な値動きとなるわけです。

2017年夏過ぎというように、一時的に値動きが停滞した時期もありましたが、結局16520は、値動きしているという印象があります。

しかし、2019年現在の値動きを見ると、2018年の値動きは、2017年に対して地味だったと感じます。

2017年9月と2018年12月を比較して、16520黒文字盤が値動きした額は17万円という水準です。

それに対して、2018年12月から2019年5月にかけては、半年で約48万円という値動きとなっているため、2017年ほどのインパクトがあるとといえるように思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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